お墓のできるまで

渡辺石材店ではお客様に安心して墓石を購入していただくため、原石の買い付けから墓地へ建立まで全ての工程を自社にて行っております。

 

このページでは実際に墓石ができるまでのさまざまな工程を紹介しております。

採掘場から原石を切り出す

墓石の材料となる原石を仕入れるために山石屋さんのところへ原石を購入しにいきます。

納得のいく製品を作るために自ら山へ買い出しに行きます。

大きさや色味、傷の有無などを確認して購入します。

石を選ぶところから墓石作りは始まっています。

この写真は愛知県豊田市にある『足助みかげ』を産出している、嶺澤石材(有)さんにて撮影させていただきました。

原石を製品のサイズに切る

大口径ダイヤモンドカッター

 

はじめに購入した材料を72インチの大口径ダイヤモンドカッターで切削します。

この機械では原石からスラブ材と呼ばれる石の板を切り出します。

この時、製品の厚みが決定されます。

中口径ダイヤモンドカッター

 

次に中口径40インチのダイヤモンドカッターで切削をします。

この機械ではスラブ材から製品を切り出します。

スジやムラがなるべく入らないように、そして材料が無駄にならないように石をよく観察しながら切る場所を決めていきます。

ここまでの過程で棹石、上台、中台、四ツ石の大きさが決まります。

オフカット

 

この機械で花立や水鉢などの小物や外柵を切ります。

20㎝以上厚みのある大きいものは切れませんが一番細かい作業がしやすく手間もかかりません。

小物の大きさや厚さを切り出して次の工程へ進みます。

小物の形を作る

三次元石材倣加工機

 

大きさを決めた小物をこの機械で形造っていきます。

あらかじめ、型を作っておき、この機械にセットして作動させると型の通りに石材を加工します。

形を作り終えたら表面をきれいに均します。

細かい部分の修正や加工をしたら次の磨きの過程へ移行します。

表面を磨く

自動研磨機

 

大きなサイズの石を均一にゆがみ無く磨くために使用します。

粗い砥石からはじまり次第に細かい砥石に変えて磨いていきます。

全て全自動で磨きをしてくれます。

棹石や上台、中台、四ツ石、外柵などの延石などを磨きます。

手動研磨機

 

自動研磨機では磨けないあまり広くない平面を磨くのに使います

これも粗い砥石から次第に細かい砥石に変えて磨きます。

棹石の頭の部分や四ツ石の小口などを磨きます。

穴を開ける

花立などの穴を穴開け機によって開けます。

墓石に文字を彫る

文字を彫るのにはサンドブラストを使います。

コンプレッサにより圧縮した空気で字彫り用の砂を吹き付けて彫りこみます。

 

ゴムシートを貼り付け、彫りたい部分をカットして取り除きます。

 

サンドブラストの機械の中にセットします。

 

吹き付けると文字が彫れます。

お墓を建てる

地面をランマーで固めていきます

砂利をまき再び固めます

鉄のメッシュを入れてコンクリートを流し込みます


モルタルを敷き詰めます

石を据えていきます

角にはコーナー金具を使い、石と石とが離れないようにします


このようにして外作を据えます

その後本体の場所も同じように基礎をして本体を建てていきます

カロートを埋めてから四ツ石を据えます

四ツ石にもコーナー金具をつけます

本体を建てたら目地をしあげます


完成